Getting Started
vig はすべて端末内で動きます。インストールして Git リポジトリに cd し、
vig を実行するだけ — 設定なしでそのまま使えます。
インストール
Homebrew
brew install td72/tap/vig
ビルド済みバイナリ
GitHub Releases ページから ビルド済みバイナリをダウンロードできます:
# Linux x86_64
curl -sL https://github.com/td72/vig/releases/latest/download/vig-x86_64-unknown-linux-gnu.tar.gz | tar xz -C ~/.local/bin vig
# Linux aarch64
curl -sL https://github.com/td72/vig/releases/latest/download/vig-aarch64-unknown-linux-gnu.tar.gz | tar xz -C ~/.local/bin vig
# macOS Apple Silicon
curl -sL https://github.com/td72/vig/releases/latest/download/vig-aarch64-apple-darwin.tar.gz | tar xz -C ~/.local/bin vig
crates.io
cargo install vig
ソースからビルド
必要なもの: Rust ツールチェイン, libgit2, libssl, pkg-config
cargo install --path .
最初の起動
Git リポジトリ内で vig を実行します:
cd your-repo
vig
起動すると Git ビュー が表示されます。左に変更ファイル、その隣に
ブランチと reflog、残りの画面いっぱいにサイドバイサイドの diff です。
ヘッダにはビューが番号付きタブ(1:Git、2:GitHub、…)で並び、数字キーで
切り替えられます。下部のステータスバーには現在のモードと、フォーカス中の
ペインでよく使うキーが表示されます。
初日に知っておくと良いこと:
qまたはCtrl+cで終了します。?で現在のビューの全キーバインドを一覧するヘルプオーバーレイが開きます。rで現在のビューを再読込します。Git ビューはファイルの変更を監視して 自動でも更新されます。- vig は設定なしで動きます。変えたくなったら KDL ファイル 1 つで設定できます
(
--config <path>、$VIG_CONFIG、または~/.config/vig/config.kdl)。 詳しくは設定の章を参照してください。
7 つのビューのツアー
vig には 7 つのビューがあります。それぞれ ビュー の章で詳しく 説明します。ここでは 30 秒版のツアーです。
1 — Git
vig の中心です。シンタックスハイライト付きのサイドバイサイド diff、
ステータス表示付きのファイルツリー、git log プレビュー付きのブランチ
セレクタ、そして reflog。任意のブランチや reflog エントリと比較でき、
vim モーションでヤンクし、$EDITOR でファイルを開けます。
2 — GitHub
Issue、Pull Request(本文、コメント、レビュー、CI ステータス)、Actions の
ワークフロー実行(ジョブ、ステップ、ジョブログ)を gh CLI 経由で
読み取り専用で閲覧できます。本文は Markdown としてレンダリングされます。
3 — Files
リポジトリをルートとした yazi 風の 3 カラムファイルブラウザです。 親ディレクトリ、現在のディレクトリ、シンタックスハイライト付きプレビュー。 画像もプレビューでき、グラフィックプロトコル対応端末では元の解像度で 描画されます。
4 — Docker
compose プロジェクトごとにまとめたコンテナ一覧、イメージ一覧、inspect
サマリ、ログのライブ tail。docker CLI 経由の読み取り専用ビューです。
5 — Procs
CPU / メモリ付きのプロセスツリー、LISTEN 中のポートとその所有プロセス、 btop 風のシステム履歴グラフ、CPU / RSS スパークライン付きのプロセス詳細。 見るだけのビューで、シグナルを送ることはありません。
6 — Worktrees
worktree と stash を一覧し、HEAD コミットや stash のパッチを Git ビューと 同じサイドバイサイド diff ビューで表示します。
7 — Projects
リポジトリにリンクされた GitHub Projects (v2) のボード。Status ごとの
カンバン列、ソートできるテーブルモード、全プロジェクトフィールドを表示する
アイテム詳細。
vig 内でヘルプを見る
どのビューでも ? でヘルプオーバーレイが開き、現在のビューの全キー
バインドが一覧されます。有効な設定から生成されるので、自分でリバインドした
キーもそのまま反映されます。? または Esc で閉じます。
vig を最新に保つ
vig update
vig update は GitHub から最新リリースをダウンロードし、署名を検証して
現在のバイナリを置き換えます。ビルド済みリリースバイナリでインストールした
場合向けの機能です。Homebrew や cargo でインストールした場合は、パッケージ
マネージャに任せるため brew upgrade vig / cargo install vig を使って
ください。
必要な環境
vig 本体は Git リポジトリさえあれば動きます。一部のビューは外部ツールが あるときに使えます:
| ビュー | 必要なもの | 無い場合 |
|---|---|---|
| Git, Worktrees | 追加不要 | — |
| GitHub | GitHub CLI (gh) のインストールと認証(gh auth login) | ペインの代わりに案内を表示 |
| Projects | gh のトークンに project スコープ — gh auth refresh -s project を実行 | スコープ不足の案内を表示 |
| Docker | docker CLI と起動中のデーモン | ペインの代わりに案内を表示 |
| Procs | 追加不要(ポート取得に macOS は lsof、Linux は ss) | ポート情報が空になることがある |
その他のメモ:
- Nerd Font — Files ビューのファイル種別アイコンには
Nerd Font が必要です。端末のフォントが
Nerd Font でない場合は設定に
icons "none"を書いてください。 $EDITOR—eで選択中のファイルを外部エディタで開きます。